展覧会期間中の8月8日、せんだいメディアテーク一階で「地中を想う/地上を語る」と題して2つのイベントを開催しました。
第一部は、照越亜炭シャベル会の村上栄一さんと高橋陸郎さんによる紙芝居「亜炭家族 春の一日」と、亜炭小咄の上演です。
(挨拶する村上栄一さん)
照越炭鉱は、石垣甚之丞が三本木、丸森、そして築館地区を広く探鉱踏査、大正二年に三本木と築館地区の鉱区を取得し、営業開始したのが始まりとされています。昭和45年東北自動車道築館ICの開通で地形が大きく変わり、遺構も残らなかったことから、この地区の歴史も忘れ去られつつあります。照越亜炭シャベル会は、亜炭とともにあった地区の記憶を、写真や文献収集などから、小咄という語りや紙芝居にして残そうとしています。
※新聞「亜炭香報」5号裏面にも紹介があります。あわせてご覧下さい。
(紙芝居上演は高橋陸郎さん)
6階展覧会会場では、紙芝居と脚本も展示しました。
(紙芝居制作:村上栄一)
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