伊達伸明さんが、4年間の亜炭香古学プロジェクトの成果として制作した埋木製ウクレレ、名付けて『ウモレレ』がついに完成しました!
性質が異なる川と山のそれぞれの埋木を素材としたウクレレ。
どちらも宮城県の稀少工芸材です。鯨歯工芸の原材料、鯨歯も使われています。
裏側に山埋木がはめこまれています。ピカピカに磨いた部分と、もとの木肌をそのまま残している部分があります。
同じ木を水研するだけで、これほどまでに質感に違いがでます。埋木の特徴です。
埋木は非常に割れやすく、穴をあけるとヒビ割れたり欠けることもよくあるので扱いが難しいのです。
ここにも鯨歯がはめ込まれています。
展示期間中、この作品は展示されますが、8月8日は展覧会関連イベントとして、この『ウモレレ』演奏がります。
このため、8月8日のみ、「ウモレレ」の展示は展覧会会場となるせんだいメディアテーク6階ギャラリーでなく、関連イベント会場となる1階で展示されます。
★関連イベントの詳細はこちらをご覧下さい。
亜炭香古学2015 展覧会「山のひかり 川のほし」