亜炭香古学~足元の仙台を掘りおこす

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亜炭+埋木ツアー第1弾「坑口点点」 

2013年10月 4日
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平成25年9月8日(日)、亜炭鉱山の坑口跡6か所をめぐるツアー坑口点々」を開催しました。 

当日はあいにくの雨でしたが、参加者の期待にこたえるべく、晴天ルートで決行しました。

 

◆ツアールート

12:00 仙台駅集合

12:40 「青葉の森」 東拓炭鉱跡見学

13:25 八木山動物公園脇駐車場ビル建設現場から亜炭層見学

13:50 日赤病院向かい 堂ヶ沢炭鉱跡見学

14:05 金剛澤緑地東口 舟渡家炭鉱跡見学

15:10 「治山の森」 金剛沢炭鉱跡見学

     旧トロッコ道を辿る

16:15 仙台市野草園 八紘社炭鉱跡見学

17:30 天守台下 千代炭鉱跡見学

     追廻付近から亜炭層を見学

18:20 仙台駅着 

 

1.青葉の森

 青葉の森2.JPG
今回のツアーで一番の難関、急斜面を下ります

 青葉の森坑口2.JPG

 参加者全員無事に坑口跡に辿りつき、それぞれ記念撮影

 

2、金剛沢緑地

坑跡はどこも土砂に埋まり、殆どわからない状態となっています。半円アーチ型の上部(人工的な堀あと)のみ確認できる場合があり、 伊達伸明さんから「心の目で坑をみる」ための鑑賞術を教えていただきます。

 

3、恐竜山

恐竜山1.jpg

恐竜山2.JPG

4、治山の森

治山の森1.JPG

抗道跡が一部排水設備として利用されています。

 治山の森の坑口.JPG

治山の森から次のアナまでの移動経路は、当時金剛沢から西多賀まで

通っていたトロッコ道を辿りました。詳しくは「亜炭香報」3号をご覧ください。

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 5、仙台市野草園

 野草園のメタセコイア.JPG

入口にある大きなメタセコイアの硅化木をじっくり鑑賞してから坑口の方へ移動。埋木にも、硅化してかたくなったものがあります。

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野草園の坑口跡には立て看板があり、坑道の入口を支える木柱が当時の状態で保存されています。

6、青葉城天守台下 

青葉城下.JPG

青葉城下2.JPG

下山しながらみんなで亜炭拾いをしました。 

追廻亜炭層1.JPG

ツアーの最後には、朝から降っていた雨も上がり青空が現れました。
亜炭層が見える追廻付近で亜炭層を観察。

追廻亜炭層3.JPG