3月23日開催の「ようこそ♪青葉の森の時間旅行へ 亜炭の記憶をたどる旅」の報告です。
【青葉の森スタッフブログ】
http://sendaishi-koenryokuti-kyokai.no-blog.jp/aobanomoriryokuchi/2013/03/post_04b7.html
新聞「亜炭香報5号」にも記事を掲載していますので併せてご覧ください。
重複しますが、このブログでも簡単に写真を掲載してご紹介したいと思います。
第一部「亜炭たんけん!」
午前中は、亜炭層と亜炭坑跡の野外観察会です。
ファシリテーターの西城先生のご案内で、
今回特別に用意されたルートを歩きます。
ところどころ観察しながら、奥へ歩きます
ときにはロープの張られた急斜面も登ります
足元に亜炭がみえるようになりました。黒い石のように
見えるものが亜炭です。亜炭坑に近づくにつれ、多く
見られます。
この写真ではわかりにくいですが、お目当ての亜炭層に到着。
黒い層の亜炭が、乾燥して白っぽくなっています。
埋もれ木も発見
植物の化石も発見しました
ルーペでよく観察してみます
さらに奥の方へいくと・・・
山肌にきらきらした石が。
「青葉山ダイヤ」と命名されたこの石の正体は、「高温型石英」だそうです。
そして、ついに亜炭坑跡へ到着。
入り口からのぞいてみると・・・
中には水が溜まっていました。
坑跡は、ここ1つだけではありません。
青葉の森のパンフレットの地図には、亜炭坑を示すマークや
写真が掲載されています。ぜひ、あわせてこちらもご覧ください。
* * *
午後からは、管理センター内に活動場所をうつし、外でみてきた
「亜炭」について、詳しく教えていただきました。
「炭はどうやってできるのか」、試験管を使った実験です。
* * *
そして第二部、「埋もれ木にふれる!」
ファシリテーターが伊達伸明さんに交代します。
埋もれ木をみがくことで、じっくりその感触を味わうワークショップです。
「埋もれ木」は見た目は普通の木のようですが、磨くことで
独特な特徴が現れます。ほおずりしたくなるほど、やわらかい
触感でつるつるになるのです。
まず最初に、 いろんな形、大きさの埋もれ木のなかから、
気に入ったものを選びます。
耐水ペーパーを使って水研ぎします。
木が茶色い水でぬるぬるしてきたら、次第に耐水ペーパーの
番手をあげていきます。そうすることで、よりつるつるになります。
この日は仙台(全国)唯一の埋もれ木細工工人、
小竹孝さんと、お弟子さんの鈴木綾乃さんもご参加されました。
埋もれ木について、いろいろと教えてくださいます。
つるつるに磨くと、こんな感じになります。
木目がはっきりみえてきます。
最後は、みんながみがいた埋もれ木を一本の木の形に
おいて記念撮影しました。