第14回やわつちサロン「アートによる“継承”を考える」
2019年01月18日 (更新:2019年1月18日)
やわつちサロンは、月に一度、東北リサーチとアートセンター(TRAC)で開かれるちいさな対話の場です。
TRACの運営に携わっている“やわらかな土から(NOOK、3.11オモイデアーカイブ、エイブル・アート・ジャパン)”のメンバーがサロンマスターを入れ替わりでつとめます。
2018年度からは、仕事や遊びを通して身近な存在なのだけれど、「あらためて、この人のことを知ってみたい!」という方をゲストにお招きし、じっくりお話を伺います。
第14回目のサロンは、テーマを「アートによる“継承”を考える」として、せんだいメディアテーク/名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所研究員の水谷仁美さんをゲストにお迎えします。
地域が抱える災害や戦争などの悲しみの記憶を記録し表現することは、過去の災厄においても多様な人びとと手法によって行われ、さまざまな議論がなされてきました。
今回は、これまで多くのアーティストや研究者が取り組んできた表現と議論を紹介するとともに、TRACで開催中の瀬尾夏美個展「あわいゆくころ」のテキストや、“やわらかな土から”のみなさんの活動にも絡めながら、これからの「継承のかたち」について考えます。
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第14回やわつちサロン「アートによる“継承”を考える」
日時:1月23日(水)19:00~21:00
ゲスト:水谷仁美(せんだいメディアテーク/名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所研究員)
サロンマスター:瀬尾夏美(NOOK)
会場:東北リサーチとアートセンター(TRAC)イベントスペース
参加費:500円 申込不要
主催:やわらかな土から
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ゲストプロフィール
水谷仁美
せんだいメディアテーク/名古屋芸術大学 リベラルアーツ総合研究所 研究員
名古屋大学大学院情報科学研究科修了。あいちトリエンナーレ2016 アシスタント・キュレーターを経て、現在はメディアテークで市民協働・震災アーカイブの「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を担当。
同時に、地域が抱える厄災の記憶を扱うカウンターモニュメントやアートプロジェクトの研究を行う。
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