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TALK 「行動するアートとは何か?── 今年開催 された重要な国際展から浮かび上がる現代アートの未来」

2017年11月01日 (更新:2017年10月27日)

 

◆第一部|TALK

行動するアートとは何か?── 今年開催された重要な国際展

    (ヴェネツィア・ビエンナーレ、ドクメンタ、イスタンブール・ビエンナーレ)から浮かび上がる現代アートの未来」

出演:市原 研太郎(美術批評家)

 

◆第二部|関連プログラム(仙台藝術舎/ creek 公開講座)

「続・行動するアートとは何か?── アートにおけるシンギュラリティ(特異性)と抵抗」

出演:市原 研太郎(美術批評家)

   井口 大介(美術家)

司会: 関本 欣哉(TURNAROUND)

 

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開催日 2017年12月9日(土)

 

第一部:13:00 – 16:30( 休憩含む)  開場 12:45

 入場料 1,000 円( 定員30名 、 要事前申し込み) *飲食物持ち込み可

 

第二部:17:10 – 20:00(休憩含む) 開場17:00

 入場料 1,000 円( 定員20名 、 要事前申し込み)

※一部、二部それぞれ申し込みが必要です、 info@turn-around.jp 迄

 

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会場

仙台藝術舎/ creek アトリエ

仙台市青葉区錦町2-5-49-1F(お問合せはTURNAROUND 迄)

http://turn-around.jp/  mail:info@turn-around.jp

 

美術批評家の市原研太郎氏をお招きし、二部構成でトークとレクチャー、ディスカッションを行います。第一部の「TALK」では、毎年数多くの国際美術展を訪れ、美術批評でアクション・ 行動を起こし続ける市原研太郎氏に、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ドクメンタ、彫刻プロジェクト(ミュンスター)、イスタンブール・ビエンナーレ等の報告、及び今後のアートについてお話して頂きます。

第二部の関連プログラムの仙台藝術舎/ creek 公開講座では市原氏と、美術家の井口大介氏を講師に、creek 生徒、来場者と共にアートについて考えます。我々が現実社会に生きるなかで様々な困難に直面しつつも、それぞれがその状況に抵抗する意思=表現を生み出す。そして、そこにシンギュラリティ・特異性を見出し、そのことを我々が積極的に肯定できるか。二部を通して、アートで何ができるのか、アートはなぜ必要なのか、アートとは何か、を考えなおす機会になればと思います。

 

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市原 研太郎(いちはら けんたろう)

1949 年生まれ。京都大学卒業。80 年代後半より美術評論を始め、美術雑誌、新聞、展覧会カタログに幅広く寄稿。

著書に、『ゲルハルト・リヒター/光と仮象の絵画』(2002 年)、『アフター・ザ・リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008 年)、『現代アート事典』(共著、2009 年)等。また、『Identity Ⅳ』(2008 年)、『Reality/Illusion』(2010 年、ベルリン)等の展覧会企画も手掛けている。現在、世界の現代アートの最新の情勢を詳細に伝えるブログマガジン「Art-in-Action」を発行。

 

井口 大介(いぐち だいすけ)

1958 年生まれ。82 年・多摩美術大学油画科卒業。美術家。80 年代より美術作品発表。主な展示、94 年ドイツ・ブレーメン VOCA96(東京)、99 年・34 回[今日の作家]展(横浜)、2002 年デンマーク・オデンセ・ブランツ美術館「ブラインドデート」、2004 年「パスワード」(CCGA 福島)、2005 年「韓日、日韓5 世代の対話展」(丸木美術館)、「アートで表現する靖国・ヤスクニの闇に分け入って」(東京)、「伝えられ伝えること・広島第2 県女2 年西組・関千枝子さんと共に」(東京)などがあり、展示共同企画やアクティビティ・アクション・シンポジウム企画等、共著には、『アート・検閲・そして天皇』(社会評論社)、『東アジアのヤクスニズム』(唯学書房)などがあり、美術展評も手掛ける。FB /アート・イン・オポジション(芸術と特異性)の主宰でレクチャーの企画も行っている。

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会場アクセス

●仙台駅西口より徒歩12 分

●市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」より徒歩12 分

*駐車場はありません。公共交通機関等をご利用ください。

*こちらのアトリエは普段は一般の方は入場できません。

 お問い合わせはTURNAROUND までお願いします。

 

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当イベントについてのお問い合わせ

Gallery TURNAROUND (月曜定休・臨時休業あり) http://turn-around.jp/

E-mail: info●turn-around.jp(●を@に変えてメールをお願いします)

TEL:022-398-6413

 

アートノードについてのお問い合わせ

せんだいメディアテーク 企画活動支援室 https://artnode.smt.jp/

 E-mail: artnode●smt.sendai.city.jp(●を@に変えてメールをお願いします)

TEL : 022-713 – 4483

 

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企画運営 TURNAROUND

主催   せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)

 

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「アートノード」とは  https://artnode.smt.jp

2016年度よりスタートした「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」の略称です。

「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐ、せんだいメディアテークのプロジェクト。

仙台市市民文化事業団設立 30周年事業

 

写真 Marta Minujín, El Partenón de libros (The Parthenon of Books ) (2017)

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記事のステータス

プロジェクト

現代アートやその周辺領域で活動されている方をお招きし、自身の制作での経験に基づいた考えをお話しいただくトークイベントです。せんだいメディアテークが、仙台で活動するパートナーとともに開催します。アートは…

レポート

美術批評家の市原研太郎さんをお招きし、青葉区錦町にある、「仙台藝術舎/creekアトリエ」にてTALKを開催しました。 creekは、主に20~30代の、藝術について、学び、行動したいと集まった生徒が…

プロフィール

市原 研太郎(いちはら けんたろう) 1949 年生まれ。京都大学卒業。80 年代後半より美術評論を始め、美術雑誌、新聞、展覧会カタログに幅広く寄稿。 著書に、『ゲルハルト・リヒター/光と仮象の絵画』…

プロフィール

井口 大介(いぐち だいすけ) 1958 年生まれ。82 年・多摩美術大学油画科卒業。美術家。80 年代より美術作品発表。主な展示、94 年ドイツ・ブレーメン VOCA96(東京)、99 年・34 回…

プロフィール

「アートノードTALK」企画・運営。ギャラリー「ターンアラウンド」オーナー。1975年宮城県仙台市生まれ。東京芸術専門学校(TSA)卒。90年代後半よりアート作品の制作、発表をはじめる。2010年より…