【展覧会】 図解!どうぶつもよう
2017年12月01日 (更新:2017年12月1日)
しらべの細道vol.2
図解!どうぶつもよう
2017年12月1日(金)~24日(日)11:00~18:00
休室:月・火(12月4-5、11-12、18-19日)
会場:東北リサーチとアートセンター(仙台市青葉区大町2-3-22第五菊水ビル3階)
入場無料
大友浩一郎さんは哺乳類、猛獣をはじめ、広く動物のイラストを描いています。動物の全体像を描いた数多くの作品の中に、模様だけを切り取った一見なんの動物の絵かわからないユニークな作品群があります。それらは抽象的な白黒のドローイングにも見えますが、実はすべてある動物の特定の部位の模様。厳密に上下を守りながらマーカー系のペンで抽出されたりんかく線が織りなす絵肌から、大友さんの動物に関する緻密な観察と深い造詣が垣間見えます。
今回の展示では、大友さん自身の解説を交えつつ目からウロコの動物模様の世界へご案内します。
■関連トーク なぜ?なに!どうぶつサロン
大友浩一郎さんが動物の魅力や作品についてお話しします。
聞き手/伊達伸明(「しらべの細道」企画制作)
2017年12月10日(日)15:00-16:30
参加無料、申込不要、直接会場へ
※トーク開催時間中は一部の展示がご覧いただけません。予めご了承下さい。
※当日は事業記録のため映像・写真撮影を行う場合があります。
◎大友 浩一郎 (おおとも・こういちろう/シマハイエナ)
動物イラストレーター。1993生まれ、岩沼市在住。幼い頃から動物を主役とした物語に親しみ、ディズニー映画の『ライオン・キング』のセリフを全て暗記したほどの動物好き。小学校1年の頃は自由帳を毎日1冊使い切るほど絵を描き続け、中学校ではダンゴムシの研究で科学賞を受賞、大学では動物園で学芸員資格取得の実習を経験し、現在の作風の基盤を作り上げてきました。制作活動と動物に関する知識を教育や動物の保護活動に活用する方策を模索中。
http://soup.ableart.org/artist/artist-012.html
■「しらべの細道」とは?
研究や事業の準備段階とされる「しらべること」自体の魅力に着目する伊達伸明が、必ずしも自己表現を目的としないながらも、着眼点や圧倒的な蓄積ゆえに社会性を持つに至ったさまざまな活動の中から、その魅力やプロセス、記録方法などを紹介するシリーズ。長い時間をピンポイントな世界に捧げた調査・研究名人の眼差しと情熱を通して、街の今を見つめるヒントをさぐります。
これまでのしらべの細道>> vol.1 萬次郎さんの仙台風景スケッチ(2017年)
■企画制作 伊達伸明(だて・のぶあき/美術家)
1964年兵庫県生まれ。取り壊される建物から生活痕の残る材料を用いてウクレレを制作し、元の住人に手渡す「建築物ウクレレ化保存計画」を主宰。仙台では2012~2015年に「亜炭香古学」を実施。http://artnode.smt.jp/profile/20161026_193
■会場・お問合せ 東北リサーチとアートセンター
〒980-0804 仙台市青葉区大町2-3-22第五菊水ビル3階
電話・FAX 022-397-7256( おもに水~日の11:00-18:00開室)
電子メール artnodeTRAC@gmail.com
アクセス 最寄り駅:地下鉄東西線「大町西公園駅」東1出口(徒歩1分)
http://trac.smt.jp(開室日をお知らせしています)
【主催】 せんだいメディアテーク((公財) 仙台市市民文化事業団)
【協力】 特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン、特定非営利活動法人ポラリス
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