【レポート】TALK Chim↑Pom「アフタースペクタクル」
2017年09月23日 (更新:2017年9月23日)
会場は青葉区錦町にある、「仙台藝術舎/creekアトリエ」。普段は主に20-30代を対象にした藝術を学ぶ私塾を行っている場所。
日本のみならず海外でも注目されている「Chim↑Pom」(メンバーから卯城竜太氏、稲岡求氏が参加)と、石巻市で今年開催されたリボーンアートフェスティバルの制作委員を務める和多利浩一氏(スカイプで参加)を迎え、主に、リボーンアートで展示されている被災者の涙を冷凍保存する作品「ひとかけら」や、トーク時に東京・高円寺で開催されていた展覧会について、映像や写真を交えてのトーク。後半は来場者からの質問も受付け、通常のトークイベントより多くの質問が出た印象。
常に現代社会に全力で介入し、強い社会的メッセージを持つ作品を次々と発表している彼らの、作品と、それに関わる人間に対する向き合い方、 捉え方を真摯に解説していただきました。来場者の多くが気になっていたであろう、彼らの表現者としての姿勢を短い時間でしたが知ることができたと思います。和多利氏からは、彼らの作品やリボーンアートフェスティバルについてのお話もいただき、会期も残り10日程でしたが、来場者の中には、興味をもったので石巻へ行き、チンポムの作品を観たいという方もいらっしゃいました。
文章: 関本欣哉(Gallery TURNAROUND、本トーク企画者)
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TALK Chim↑Pom「アフタースペクタクル」
出演 Chim↑Pom(アーティストコレクティブ)
聞き手 和多利浩一(キュレーター/Reborn-Art Festival 制作委員,ワタリウム美術館)
進行 関本欣哉(Gallery TURNAROUND)
2017 年 8 月 30 日( 水)19:00-21:00 開場18:40
会場 仙台藝術舎/ creek アトリエ(仙台市青葉区錦町2-5-49-1F)