【レポート】TALK 表現規制とユーモア
2017年09月28日 (更新:2017年9月28日)
京都市東山区の現代美術ギャラリー、「KUNST ARZT」の主宰で美術家の岡本光博氏と、東京、仙台を中心に活動する美術家、タノタイガ氏をお招きし、「表現規制とユーモア」についてお話しいただきました。
会場は青葉区錦町にある、「仙台藝術舎/creekアトリエ」。仙台藝術舎は主に20-30代を対象にした藝術を学ぶ私塾である。今回のトークには藝術舎生徒も多数参加。
社会問題や著作権問題を題材に、批判的かつユーモア溢れる作品の発表やキュレーションを続けているお二人に、ご自身のこれまでの作品についてや、実際におきた企業との問題などを、スライドや実物作品を使ってお話いただき、後半は企画者から、震災以降の被災地域と中央の意識のズレや、それによるアート作品、活動への影響などの問いかけや、来場者からそれぞれの作品についての質疑に答える形で、予定時間を少し延長して約2時間15分くらいのトークでした。
こういった機会でしか聞くことができないような裏話などを、ユーモアが得意なおふたりならではに楽しくお話しいただき笑いがおきる場面も何度かありました。「表現規制とユーモア」というタイトルがわかりやすく、またお二人の知名度もあり早い段階で定員になり、ギリギリまで受付たことで36名と定員を上回る来場者数でした。この続きをまた聞きたくなるような内容だったと思います。
レポート:関本欣哉(Gallery TURNAROUND)※本イベント企画者
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TALK 表現規制とユーモア
出演
岡本光博 (美術家、「KUNST ARZT」主宰)
タノタイガ (美術家)
2017年 9 月 8 日( 金) 19:00-21:00 開場18:40
会場 仙台藝術舎/ creek アトリエ(仙台市青葉区錦町2-5-49-1F)