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4週目 「ワケあり雑がみ部」

2017年11月29日 (更新:2017年11月29日)

 

11/24、25は「ワケあり雑がみ部」の4週目。早いですね、夢中になって毎週活動していたら早くも1ヶ月です。

この週も部員の方々がそれぞれ制作に励みました。

土曜には新入部員3名、見学の方も数名。じわじわと部活は拡大しています。

(館内展示もじわじわ拡大中。詳しくは記事後半で)

 

活動も多様性を増し、雑がみのアクセサリーに挑戦する部員、2つの紙袋を合体させてみた部員、北海道テーマで雑がみを集めてノートを作ってみた部員などなど、それぞれの自由研究を深めています。以下にいろいろと写真をアップしていますが、これ以外にも多様な作品が生まれました。ほぼ全員作っているものがバラバラ!という、とても「部活らしい」良い雰囲気です。

集まった雑がみの分類作業も進んでいます。

部長の藤浩志さんからプランをいただいた「包装紙の反物」も継続で制作進行中です。

 

 

 

7階の部室で、部員それぞれの活動が進んでいる頃、スタッフは館内での雑がみ展示を準備していました。

分類して選り分けられた、色とりどりの箱と紙袋。

これを1階に設置するのです。

 

まずは箱。

部長の藤さんのアイデアで収集された「本のような箱」たちは、1階のエントランス(自動ドア)の上に「本棚」のイメージで整然と並べられました。

お菓子の箱もお酒の箱も、まるで図鑑や小説のよう。同じ箱が並ぶと「上下巻」にも見えてきます。

メディアテークは3階に図書館もありますし、読書の秋、、、は過ぎ去って、もはや冬の気配ですが、なんだか季節にマッチしている風景になりました。ケヤキ並木の落ち葉の眺めともシンクロしている気がしますね。

 

 

そして紙袋は、1階のトイレの上に並べて設置。

さわやかな色彩の並びで、無彩色の多い館内では遠くからでもよく目立ちます。

分類して初めて気づきましたが、紙袋単体で見たときと、同じ色を並べて見たときでは、印象に格段の差があります。

日々、カラフルな色に囲まれて暮らしているのだなと改めて感じました。

 

さらに、実は先週、1階ガラス面の上に、箱をぎっしり詰めました。。

多様な箱を集めて、窓の「額縁」にはめてみると、なんだかそれだけで造形的に見えてきます。

1階がどんどん、市民の方から持ち寄っていただいた「雑がみ」で飾られていきます。

 

集められた雑がみは、その物量も圧倒的ですが、その一つ一つに、使っていた方の思い出や出来事が関わっています。

見たことのあるもの、初めてのもの、いろいろありますが、じっくり見てみると何か思い出すことや新たな発見があるかもしれません。また、工夫の凝らされたデザインはいつまでも飽きることがありません。

雑がみは生活に深く関わっているものだけに、みどころがたくさんありますので、当館にお立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

 

 

 

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プロジェクト

不要物を利用した作品やシステムづくりで知られるアーティストの藤浩志によるプロジェクト。仙台市のごみ分別区分のひとつである「雑がみ」をテーマとして、市民参加型の部活動「ワケあり雑がみ部」の活動や、作品制…

プロフィール

美術家 プロジェクトディレクター 1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中地域社会を舞台とした表現活動を志向し「京都情報社」を設立。京都市内中心市街地や鴨川などを使った「アートネットワーク&#8…