【展覧会】進化する「野帳」 考古学者 河内一浩の記録生活
2019年03月17日 (更新:2019年3月16日)
しらべの細道vol.3 進化する「野帳」 考古学者 河内一浩の記録生活
日程:2019年2月22日(金)〜4月29日(月・祝)13:00〜20:00
金・土・日・祝のみ開室
会場:東北リサーチとアートセンター(TRAC)
仙台市青葉区大町2-3-22 第五菊水ビル3階
入場無料
進化する「野帳」 考古学者 河内一浩の記録生活 チラシ(pdf/1.7MB)
野帳(やちょう)とは、野外調査などの現場で観察記録を残すために用いられるノートのことです。
以前は一部の専門家たちの道具でしたが、今では趣味の記録や日々のスケッチ帳などとして使い方が広がり、愛用者は増えつつあります。
考古学者・河内一浩さんはそんな野帳使いのレジェンド的存在です。
学生の頃から書きためた野帳は450冊を超え、初期の鉛筆スケッチから3色ペン時代を経て、着彩、点描などさまざまな技法を吸収しながら現在も進化中。
考古資料はもちろんのこと、訪問先の食事や作ってみたいグッズのデザイン、私生活まで何でも書き込んでしまう河内さんのめくるめく野帳世界をお楽しみください。東北初公開です。
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■関連イベント
野帳のおはなし+いっしょにスケッチ
野帳の魅力についてのお話と、地底の森ミュージアムで展示物をスケッチ。
参加者には「野帳」プレゼント!
ゲスト:河内一浩 聞き手:伊達伸明
日時:2019年3月10日(日)10:00〜12:00
会場:地底の森ミュージアム(地下鉄南北線長町南駅下車 徒歩五分)
参加料:入館料(一般460円、高校生230円、中学生110円/豊齢手帳等減免あり)
定員:20名/中学生以上
【申込方法】
はがき、FAX、メールで受付。
催し名(野帳)・氏名・住所・電話番号を記入し、2月25日(月)(必着)までに申込み。応募多数の場合、抽選。
当落通知は3月初旬に送付。定員に満たない場合は〆切後も募集します。
【申込先・お問合せ】
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
TEL:022-713-4483
FAX:022-713-4482
メール:trac.event55@gmail.com
※当日は事業記録のため映像・写真撮影を行います
◎河内 一浩(かわち・かずひろ/考古学者)
1961年大阪生まれ。現在、羽曳野市職員(世界文化遺産推進室)。
小学生から考古学に興味を持ち現在も研究を続けている。
野帳は1981年から使い始め、2018年12月現在でNo.455を数える。
記憶のための記録の中身は自分史でもある。
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■企画制作
伊達伸明(だて・のぶあき/美術家)
1964年兵庫県生まれ。取り壊される建物から生活痕の残る材料を用いてウクレレを制作し、元の住人に手渡す「建築物ウクレレ化保存計画」を主宰。
仙台では2012~2015年に「亜炭香古学」を実施。
■「しらべの細道」とは?
研究や事業の準備段階とされる「しらべること」自体の魅力に着目する伊達伸明が、必ずしも自己表現を目的としないながらも、着眼点や圧倒的な蓄積ゆえに社会性を持つに至ったさまざまな活動の中から、その魅力やプロセス、記録方法などを紹介するシリーズ。
長い時間をピンポイントな世界に捧げた調査・研究名人の眼差しと情熱を通して、街の今を見つめるヒントをさぐります。
○これまでの「しらべの細道」
vol.1 萬次郎さんの仙台風景スケッチ(2017年)
vol.2 図解!どうぶつもよう(2017年)
■展示会場 東北リサーチとアートセンター(TRAC)
〒980-0804 仙台市青葉区大町2-3-22 第五菊水ビル3階
電話・FAX:022-397-7256(会期中の金・土・日・祝 13:00〜20:00)
アクセス:地下鉄東西線「大町西公園駅」東1出口(徒歩1分)
http://trac.smt.jp
■展示・内容についてのお問合せ
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
TEL:022-713-4483
FAX:022-713-4482
メール:trac.event55@gmail.com
【主催】せんだいメディアテーク((公財)仙台市市民文化事業団)
【協賛】コクヨ東北販売株式会社
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