【レポート】ワケあり雑がみ部2018 成果発表展示
2018年11月01日 (更新:2018年11月1日)
2018年8月4日(土)〜8月8日(水)におこなった「ワケあり雑がみ部 成果発表展示」をレポートします!
「ワケあり雑がみ部」はアーティストの藤浩志さんによりアートプロジェクトで、仙台市の資源物である「雑がみ」を使って造形活動を行う、市民参加型の部活動です。2017年に始まり今年で2回目の活動となります。
2018年5月に立ち上げ式を行い、約3ヶ月にわたり「雑がみ」の収集と造形活動をしてきました。
また、今回は仙台七夕まつりと同時期に開催ということもあり、成果発表会の会場は「雑がみ」でつくった七夕飾りなどで埋め尽くされました。
「七夕まつり」は和紙を使った飾りで知られる「紙」にゆかりの深いお祭りです。そこで今年の「雑がみ部」は「紙」つながりで「七夕まつり」の時期に成果発表会を開催しました。
他にも「お食事処 雑味」や「手のひらサイズのデコデコトラック」など、アーティストをゲストに招いたワークショップで制作した作品も展示しました。
また、展示会場には誰でも「雑がみ部」に参加できるワークショップスペースをつくり、毎日「雑がみ」工作する人たちで賑わっていました!
8月5日(日)は藤浩志部長とともに、「ワケあり雑がみ部2018活動振り返り会」を行いました。
それぞれの部員さんが自分の作品の前で、作品の解説や、3ヶ月「雑がみ部」に参加した感想などを思い思いに語ってくれました。
みなさんの「雑がみ」工作にかける思いがひしひしと伝わりました。
部長の藤さんも、第一回目にくらべ確実に造形のレベルが上がっている!と嬉しいコメントを下さいました。
藤さんは「部活動」という場所について「つくる時間、つくる態度に価値がある」とおっしゃいます。
「雑がみ部員」のみなさんも「雑がみ部」として活動する中で、造形活動に熱中したり、お互いの制作態度に影響されたりと、貴重な時間を過ごせたとおしゃっていた方もいました。
「ワケあり雑がみ部2018」は終了しましたが、これをきっかけに「雑がみ」という資源を見直したり、造形活動に興味を持ってもらえたら嬉しいです!
それでは、3ヶ月に及ぶ「雑がみ部」の集大成をご覧ください!!