【レポート】 川俣正「みんなの船」が進水 貞山運河の船遊びと新浜フットパス2018 part3
2018年10月18日 (更新:2018年10月18日)
仙台インプログレス・新浜「みんなの橋プロジェクト」は、国際的に活躍しているアーティスト川俣正によるアートプロジェクトです。長期的な構想をもつ「仙台インプログレス」の一環として、宮城野区岡田の新浜地区で、橋の機能をもった作品制作に取り組んでいます。
10月14日に開催した貞山運河研究所と新浜町内会主催のイベント「貞山運河の船遊びと新浜フットパス」では、2018年8月に川俣さんとフランスの学生が来仙した際に制作した「みんなの船」が貞山運河の渡し船として大活躍でした。
この黒い船が「みんなの船」です!これにのって向こう岸まで移動します。
船からの風景はこんな感じ。奥に見える松林は、津波のあとも残った貴重なものです。
岸に着いたらビーチまでの道を散策。松の植林を記念して建てた石碑や、浜だけでしか見ることのできない植物などを観賞しました。
震災後に生えてきた、小さい松の赤ちゃんも沢山見ることができました。
一度集合場所にもどり、今度はEボート(大型カヌー)や「さくば」(小型和船)で乗船体験をしました。
貞山運河の松林のなかをカヌーで進んでいきます。奥に進むにつれて泳いでいる魚なども見ることができ、アウトドア気分を堪能できました。
午後からは「みんなの家」でフットパスや貞山運河についての意見交換をしながら新浜町内会の方々が料理をしてくれた、新鮮なハゼの天ぷらをいただきました。
新浜の魅力を改めて実感できたイベントでした!!
今後もフットパスなどのイベントを開催していくとのことで、新浜地区の今後の活動に注目です。