アートノード・ミーティング05 川俣 正「みんなの橋」プロジェクト2018報告
2018年07月04日 (更新:2018年7月4日)
アートノード・ミーティング05 川俣 正「みんなの橋」プロジェクト2018報告
出演 川俣 正(アーティスト)
龔 卓軍(国立台南藝術大学 准教授/Art Critique of Taiwan〔ACT〕編集長)
桂 英史(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)
甲斐 賢治(せんだいメディアテーク アーティスティック・ディレクター)
2018年8月5日(日)13:30〜16:00
参加無料・申込不要・直接会場へ
会場 せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア
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地域で展開するアートプロジェクト「アートノード」にまつわるあれこれを公開し、
より多くの意見や視点を得て、その意義をみなさんとともに深めていくイベントです。
今回はアーティスト・川俣正と東日本大震災の津波被災地区で進める長期プロジェクト「仙台インプログレス」を報告、ゲストとともに語ることを通してその真意に迫ります。
プロジェクトの第1弾は、貞山運河に橋の機能を持った作品を制作するもので、
「人道橋が津波で流された」という住人の思いをアーティストが聞いたことから始まりました。
浜辺と海をつなぐ橋は機能を果たすだけでなく、
震災の記憶と私たちを結びつけるための伝承の道筋となる可能性も持っています。
今年は、その足がかりとして南北に流れる運河をゆく「みんなの船」を制作します。
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川俣 正(かわまた・ただし)
フランス、パリ国立高等芸術学院教授。既存の美術表現の枠組みを超えていく試みを実践してきた。
建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ分野と関わる。
海外でよく知られている日本人アーティストのひとり。
龔 卓軍(ごん・じょじゅん)
国立台南藝術大学准教授。美術誌『Art Critique of Taiwan(ACT)』編集長。
G.バシュラール、M.メルロー=ポンティ、C.G.ユングの中国語(繁体字)翻訳者。
チーフキュレーターを務めた『近未来的交陪:2017蕭壠国際現代芸術祭』が、第16回台新芸術賞を受賞。
桂 英史(かつら・えいし)
東京藝術大学大学院映像研究科教授。専門はメディア研究。
せんだいメディアテークなどの公共文化施設のプランニングに携わる。
主な著書に『東京ディズニーランドの神話学』(青弓社)、『インタラクティブ・マインド』(NTT出版)など。
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お問い合わせ せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
TEL : 022-713-4483 / E-mail: artnode@smt.city.sendai.jp
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主催 せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
共催 geidaiRAM2(東京藝術大学大学院映像研究科)
助成 損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund)
平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
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「アートノード」とは
2016年度よりスタートした「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」の略称です。
「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐ、せんだいメディアテークのプロジェクト。
このミーティングも取り組みの一つです。
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会場アクセス
当館のアクセスページをご覧ください
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