TALK 翻訳家・柴田元幸の朗読&トーク 『言葉の中へ』
2018年02月23日 (更新:2018年2月23日)
※事前予約で定員となりました。事前予約なしではご入場できませんので、ご了承ください。
出演 :柴田元幸 翻訳家
日時:2018年3月23日(金)20:00-21:30 ※開場は15分前
会場:book cafe 火星の庭(仙台市青葉区本町1-14-30-1F)
定員:30名(要予約)
参加費:2000円+1ドリンクオーダー 定員30名 要予約
ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザーなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳し、私たちに紹介してくれている翻訳家の柴田元幸さん。柴田さんの翻訳を読んで、これまでの翻訳作品とはどこか違うなぁと感じた人も多いのではないでしょうか。その理由はおそらく、柴田さんが英語を日本語にただ移し替えているのではなく、英語の中に入って翻訳しているからではないかと思います。さて、英語の中に入るとは。
文芸誌『MONKEY』を主なテキストとした朗読&トーク。語られる生身の声に耳を澄ます時、その作品がいつどこで書かれたかは関係なくなり、今の物語になります。柴田さんの朗読はまるで音楽のようで、それはおそらく柴田さんが文章を聴くものとして捉えているから。作家の息づかいやリズムに耳を澄まして翻訳されているからこそ、それを声にした時、意味を超えた何かが響いてくる。物語とはどういうものか、あらためてご体感ください。
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関連企画/柴田元幸「翻訳教室 ~英語と日本語のあいだに~」
3/23(金)18:00~19:30 定員15名 要予約
参加費2700円(トークと連続参加の場合は500円引き)
柴田さんからの原文テクストの課題を、締め切りまでに翻訳して提出してください。提出者全員の訳文を柴田さんが添削して返します。提出された訳文を元に参加者全員でディスカッションしていきます。
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柴田元幸(しばたもとゆき)
翻訳家、東京大学文学部名誉教授。現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』やレアード・ハント『ネバーホーム』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』などがある。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌 Monkey Business 責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
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当イベントについてのご予約・お問い合わせ
book cafe 火星の庭(毎週火曜・水曜定休)
E-mail : kasei@cafe.email.ne.jp http://www.kaseinoniwa.com/
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アートノードについてのお問い合わせ
せんだいメディアテーク 企画活動支援室 http://artnode.smt.jp/
E-mail: artnode●smt.sendai.city.jp(●を@に変えてメールをお願いします)
TEL : 022-713 – 4483
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企画運営 Book! Book! Sendai
主催 せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
協力 ignition gallery
Photo by Takeshi Yoshimura Cover Illustration by 長崎訓子
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「アートノード」とは http://artnode.smt.jp
2016年度よりスタートした「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」の略称です。
「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐ、せんだいメディアテークのプロジェクト。
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