TALK 村越としや× 村中修 自主ギャラリーと写真
2017年10月21日 (更新:2017年9月23日)
話し手
村越としや(写真家・TAP ギャラリー設立発起人)
村中 修(写真家・大阪写真月間代表)
聞き手
小岩 勉 (写真家・仙台写真月間2017 代表)
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トーク
2017年11月3日(金・祝) 14:00-15:30
参加無料/先着25 名(予約不要)
関連展示
村越としや「 月に口笛」 10月 3 1日 – 11月 5日
村 中 修 「 光の記憶」11月 7 日 – 11月 12日
入場無料11:00ー19: 00 月曜休廊 *各最終日17: 00 まで
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会場 FIKA cafe・art [ フィーカ カフェ・アート]
仙台市太白区大野田5 丁目38-6 リムスクエア1F ( 地下鉄南北線富沢駅そば)
1980 年代、好景気の中で企業系の写真コンペ、写真ギャラリーが多数出現しました。そのことは、発表の場のない作家の存在を浮かび上がらせ、新しい作家の登場の機会としても、一定の役割を果たしてきました。バブル崩壊後、多くの作家は一見変わらずに続いているように見えたそれらが、あくまで企業の経済活動である事に気づき、撮りたいものをたんたんと撮り続け、自らの手で発表して行く場を求め始めます。作家自身が運営する自らの発表の場「フォトグラファーズギャラリー」が東京・新宿に誕生した2001 年と同年に、仙台写真月間や大阪写真月間が誕生するのは、単なる偶然では無かったのかもしれません。
今回は、2009 年に自主ギャラリー「TAP」を設立した村越としや氏と、大阪写真月間代表である村中修氏を招き、写真家としての成り立ちと、発表の場「自主ギャラリー」を継続していくこと、さらに阪神と東北の2つの震災と写真についても語っていただきます。
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村越 としや ( むらこし としや)
1980 年福島県須賀川市生まれ。日本写真芸術専門学校卒。2009 年、東京・清澄白河に自主ギャラリー「TAP」を設立。2011 年日本写真協会賞新人賞、2015 年さがみはら写真新人奨励賞受賞。東京国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館に作品が所蔵されている。主な個展「timelessness」コニカミノルタプラザ(2008)、「火の粉は風に舞い上がる」吉祥寺美術館(2014)、「沈黙の中身はすべて言葉だった」タカ・イシイ ギャラリー(2016)他。写真集に『あめふり』蒼穹舎、『大きな石とオオカミ』プランプワームファクトリー、『木立を抜けて』タカ・イシイギャラリー/TAP、『雷鳴が陽炎を断つ』冬青社など多数。
村中 修(むらなか おさむ)
1954 年生まれ。京都市在住。関西学院大学/大阪写真専門学校卒。日本写真協会会員。現在、ビジュアルアーツ専門学校大阪校学校長、大阪写真月間実行委員会代表。個展に「NUDE STUDY」大阪府立現代美術センター(1991)、「Recollections」同(1994)、「Recollections – 記憶の形象-」コスモギャラリー(1997)、「Still Life 記憶の形象」(2006)。グループ展に「Horizon 写真展」(1993)、「写真の位相展」(1996)、京都現代写真作家展(1997-2010)、大阪写真月間「写真家150人の一坪展」(2002-2017) ほか多数。
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会場アクセス
仙台市太白区大野田5 丁目38-6 リムスクエア1F
地下鉄南北線富沢駅下車 東口から徒歩1 分
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お問い合わせ
仙台写真月間2017 事務局
tel : 090-8788-5474 / E-mail: koiw@jcom.home.ne.jp
FIKA cafe・art tel : 022-226-8531
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アートノードについてのお問い合わせ
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
TEL 022-713-4483 E-mail artnode@smt.city.sendai.jp
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企画運営 仙台写真月間2017
主催 せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
協力 FIKA cafe・art
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