KOSUGE1-16のアートプロジェクト《Playmakers SENDAI》記録冊子と映像資料の貸出開始
2019年06月11日 (更新:2019年6月11日)
アーティストユニットKOSUGE1-16によるプロジェクトの記録冊子 「KOSUGE1-16の『あそび考』」 と、記録映像「スズキヘキのカタカナシ」(DVD)の貸出しが仙台市民図書館で始まりました。
KOSUGE1-16は、仙台の詩人スズキヘキと郷土研究家の天江富弥が中心となり展開した大正時代の児童文化運動に触発され、独自の解釈で現代に当時の活動を呼び起こす企画を展開し、2016年に展覧会「アッペトッペ=オガル・カタカナシ記念公園」を開催しました。その後も勉強会を開催するなど活動を継続し、このたび3年間にわたる記録を制作しました。
【冊子】 KOSUGE1-16の「あそび考」
KOSUGE1-16の作品シリーズ《Playmakers》とは、ある土地でかつて創造的な場づくりに取り組んでいた人を探して、もう一度掘り起こしていくプロジェクト。仙台での取り組み《Playmakers SENDAI》(2016~2018年)を中心に、全国各地の取組みも併せて紹介しています。
【寄稿】
加藤 理(文教大学教育学部 教授)
佐々 瞬(アーティスト)
タノタイガ(アーティスト)
豊嶋 純一(都市デザインワークス)
【付録CD】音楽家ハナカタマサキがスズキヘキの曲をアレンジ
詩:スズキヘキ アレンジ:ハナカタマサキ
〈収録曲〉
1.赤ぬり盆のゆきうさぎ
2.ラッカガサ
3.ユキムシトテブクロ
4.ワカレタスズメ
5.アメフリアサガオ
〈演奏者〉
ハナカタマサキ(ギター、ボーカル)
大村太一郎(チェロ)
北添柴光(パーカッション)
大村菜穂子(メロディオン、グロッケン、トイピアノ、etl)
企画・発行:せんだいメディアテーク
発行日:2019年3月31日(日)
【映像】 KOSUGE1-16 Playmakers SENDAI
スズキヘキのカタカナシ 聴いて唄って語る会
スズキヘキの創作の原風景に迫ることを企図して行われた勉強会の記録映像。収録時間164分。
開催日:2018年3月31日(土)
会場:郷土酒亭 元祖炉ばた
ゲスト: 鈴木 楫吉(スズキヘキ研究家)
加藤 理(文教大学教育学部 教授)
田口 史人(高円寺の音楽スペース円盤/リクロ舎 店主)
ハナカタマサキ(ミュージシャン)
進行: 土谷 享(アーティストユニット KOSUGE1-16)
主催: せんだいメディアテーク
協力: 郷土酒亭 元祖炉ばた、仙台文学館