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【レポート】レア雑がみの贈呈式を行いました!

2023年03月23日

以前、雑がみ部に戦後間もない時期に使用されていた珍しい包装紙が届けられたニュースをこちらで紹介しました。

届けられた388点のうち、177点が藤崎の包装紙であり、中にはクリスマスなど季節の柄が施されたものや、新年のメッセージカード、催事のためにデザインされたと思われる包装紙など、社内にも残されていない珍しいものも多くありました。

今回、そうした貴重な包装紙を利活用し、後世へ残していきたいという想いから、全177点を藤崎さんへ寄贈することになりました。

3月9日に行われた贈呈式には、雑がみ部から藤部長が出席し、株式会社藤崎の㔟田取締役執行役員へ目録を贈呈しました。

包装紙を見ている様子

贈呈の様子

㔟田さんからは「雑がみ部あっての発見だと思います。大切にしていきます。」とのお言葉をいただきました。

藤部長からも、河北新報の記事を引用してコメントをいただきました。

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せんだいメディアテークでコロナ前から6年続いている「ワケあり雑がみ部」の活動。一応この部活動の幽霊部長として関わらせていただいてますが、下記の記事にあるような大切で美しいお話の連鎖が広がっておりました。

部員の皆さんが愛情を持って部活に関わってきた賜物、仙台市やせんだいメディアテークのスタッフが地道に活動を支えてきた結果の出来事。
そして地元メディアがちゃんと取材してくれているのも本当にありがたいことです。
地域の中に眠っている大切な価値のある些細な行動、人の行為や想いのようなものを形にする方法はなかなか難しく、大きな時代の流れや常識の中で抑圧されたり裏切られることも多いのですが、たまにこのようなことがあると、とても嬉しい。
関わってくれた皆様に本当に感謝! この6年で集まってきた価値ある包装紙などの雑がみは仙台の、東北の歴史を語り始めています。すごいことだなぁ。
まさか、こんなことになるとは!
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今回のニュースは、「ワケあり雑がみ部」が仙台の商工業の歴史や、地域を盛り上げようとする他のプレイヤーと結びつきながら、活動の幅を広げていける可能性を感じた出来事になりました。

さっそく藤崎では、今回贈呈した包装紙の一部を藤崎本館青葉通側玄関のレストスペースにて展示中です。

展示期間は、4月11日までの予定。お時間ある方はぜひ足を運んでみてください。

今後は、藤崎や仙台市歴史民俗資料館と協力しながら、資料の利活用に向けて検討を続けていく予定です。

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