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TALK「仙台から考える水俣のこと、能登のこと」

2025年04月04日 (更新:2025年4月2日)

【開催情報】

日時:5月4日(日)18時~19時30分

会場:book cafe 火星の庭(仙台市青葉区本町1-14-30-1F)
参加方法:定員30名、要予約、参加費1,500円[飲み物付き]

※このフォームより申し込み

話し手: 森田具海(写真家)、山内明美(歴史社会学/宮城教育大学教員)
司会:小田原のどか(彫刻家・評論家/横浜国立大学教員)


 

2024年8月、森田具海にとって初めてとなる写真集『ここで眺める水俣 あとから来る者たちの場所』が刊行されました。1994年京都生まれの 森田は、大学在学中から水俣に通い、東京藝術大学大学院修了後、水俣に拠点を移しました。移住者として地域と関わりながら、6年以上かけて撮影した50カ所以上の写真や森田自身のエッセイが、『ここで眺める水俣 あとから来る者たちの場所』にはおさめられています。2024年9月、森田は、写真や映像記録を行うチームの一員として、能登半島地震の傷跡が残る能登を訪れました。森田が撮影した水俣や能登の写真をめぐり、水俣との関わりも持つ歴史社会学者の山内明美氏とともに、移住者や来訪者といった「あとから来る者たち」にも向けられた森田の表現について、仙台という場所から考えます。

 

[話し手]

 森田 具海(もりた・ともみ)

1994年京都生まれ。写真家。2019年、水俣に拠点を移して暮らしながら、水俣湾の埋立地や入江、岬の風景などの記録をつづけている。主な展覧会に、KYOTOGRAPHIE 2018「Sanrizuka ‒ Then and Now‒」(堀川御池ギャラリー、京都 、2018年)、「琵琶湖と水俣湾 祈りの光景」(湖北観光情報センター 旧四居家住宅、滋賀、2024年)、「ここで眺める、水俣」(つなぎ美術館、熊本 2024)、「ここで眺める、水俣 そして能登」(Studio04、東京、2025年) などがある。

 

 山内明美(やまうち・あけみ)

1976年南三陸町生まれ。宮城教育大学教員。専攻は歴史社会学。日本の東北地方をフィールドに生存基盤をめぐる豊かさと、社会構造や格差や落差について考えてきた。著書『こども東北学』(新曜社)、『痛みの〈東北〉論』(青土社)、共著に『忘却の野に春を想う』(白水社)、『ひとびとの精神史』、『グローバル化の中の政治』(共に岩波書店)などがある。

 

【関連イベント】

[展覧会] 森田具海 写真展「ここで眺める、水俣 そして能登」

 

日時:2025年5月3日(土)-5月25日(日)
【仙台会場】 11:00-18:00 火・水曜休 入場無料
book cafe 火星の庭 [仙台市青葉区本町1-14-30-1F]
 -仙台駅から徒歩15分、地下鉄「勾当台公園駅」から徒歩10分

 

【石巻会場】 11:00-18:00 火・水・木・金曜休 入場無料
石巻 まちの本棚 [石巻市中央2-3-16]  -石巻駅」から徒歩10分

 

[トーク・茶話会]
トークイベント
「石巻から考える水俣のこと、能登のこと」
2025年5月3日(土)18:00-19:30 *30分前開場
登壇者 森田具海、小田原のどか(彫刻家・評論家)
定員20名 要予約
参加費1500円[ 飲み物・水俣産の和紅茶付き]

茶話会
5月5日(月・祝)17:00-18:30
定員10名 要予約
参加費1000円[水俣産の和紅茶付き]
*水俣の和紅茶をいただきながら、
作家を囲む茶話会スタイルのイベントです

主催:book cafe 火星の庭、石巻 まちの本棚
協力:小田原のどか、せんだいメディアテーク(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
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