【レポート】TALK 「生きづらさを離脱する~スペース、コミューン、アナーキー~」
2019年09月30日 (更新:2019年9月30日)
この企画は、せんだいメディアテークが進めるプロジェクト「アートノード」の「TALK」シリーズと、「つくる場所をつくる!DIY PROJECT」のコラボ企画の一環として開催されました。
会場は若林区卸町にある「スタジオ開墾」。
ゲストに政治学者の栗原康氏、哲学者の森元斎氏、シュルレアリスム研究を専門に翻訳なども手がける五井健太郎氏の3名を迎え、「生きづらさを離脱する〜スペース、コミューン、アナーキー〜」というテーマでお話いただきました。
前半は、スペースの共同運営やコミューンの実践に携わった経験をもつ森氏の話を栗原氏、五井氏が受けるかたちで「スペース、コミューン、アナーキー」について伺い、休憩を挟んだ後半は、「生きづらさを離脱する」をテーマに、栗原氏、森氏、五井氏によるトークセッションが展開されました。
質疑応答では、時間の関係で3名の方々のお話を伺えただけでしたが、3名さまともにトークの内容を自分の経験に引き寄せてお話いただいたことで、来場者のみなさまがより身近なところで考えるきっかけとなるような、非常に充実した質疑応答になったのではないかと思います。
当日記入していただいたアンケートにも、「生きていくために考えていかなければならないことの入り口を見たような気がした」という声や、「3人3様の実践の話の中に、生き方や考え方のヒントが入っていて、わかりやすく聞くことができた」という声をいただきました。
ご来場のみなさま、出演者のみなさま、長時間どうもありがとうございました!
文章:つくる場所をつくる!DIY PROJECT