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グラビア 久松知子

2019年04月01日 (更新:2019年3月30日)

「小さな物語を描く」 2018/ キャンバス、アクリル絵具

今回のジャーナル4号では、画家・久松知子さんによる絵画作品を掲載しています。

日本近代美術の成り立ちや、日本の美術界の状況を批判的に表現してきた作品で知られる久松さんが近年取り組んでいるのが、今回紹介するシリーズ作品「小さな物語を描く」です。

携帯電話で撮影した何気ない個人的日常風景を、あらためて絵画作品とすることで、共感や親近感を誘発します。大胆な作風の変化のようでありつつも、そこには歴史と自身の接続あるいは断絶を切実に模索する作家の姿勢が表れているかのようです。

 

久松知子(ひさまつ・ともこ)

1991年 三重県生まれ。画家。2017年東北芸術工科大学大学院 修士課程修了。2019年同大学院博士課程中退。日本の近現代 美術の制度や歴史観への疑問を出発点に、絵画を制作している。 近 年 は 、「 小 さ な 物 語 を 描 く 」 こ と を テ ー マ に 、 日 常 の 情 景 を 描 く シ リーズを展開。2015年、第7回絹谷幸二賞奨励賞、第18回岡本 太郎現代芸術賞岡本敏子賞受賞。2018年、大原美術館による ア ー テ ィ ス ト の レ ジ デ ン ス プ ロ グ ラ ム「 A R K O 2 0 1 8 」に 招 聘 参 加 。 山形藝術界隈の一員としても活動を行なっている。 https://tomokohisamatsujp.wordpress.com/

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プロジェクト

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プロフィール

1991年 三重県生まれ。画家。2017年東北芸術工科大学大学院 修士課程修了。2019年同大学院博士課程中退。日本の近現代 美術の制度や歴史観への疑問を出発点に、絵画を制作している。 近 年 は 、…