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川俣正/仙台インプログレス報告展

2024年03月08日

 

2023年3月1日(金)-5月30日(木) 9:00-22:00 (3/28(木)、4/25(木)、5/23(木)休館)

せんだいメディアテーク 1階 エレベーター周辺、7階スタジオ

入場無料

 

せんだいメディアテークでは、フランスを拠点に国際的に活躍するアーティスト川俣正とともに、長期的なプロジェクト「仙台インプログレス」を展開しています。

東日本大震災後、災害危険区域に指定され居住が制限された仙台市沿岸部で、人々が利用できる作品制作を通して、震災と地域について向き合うきっかけをつくってきました。

今回の資料展示では、2016年からの現在までの活動をスケッチや模型、映像などで振り返るとともに、2023年度からの新たな活動場所、若林区井土地区で制作した《井土浜パーゴラ》、《テーブル》、《ベンチ》の制作過程をお伝えします。また、井土の活動を伝えるパネルやレポートを通じて、震災から12年が過ぎ、同地区がどのように復興へ向け歩みを進め始めたか紹介するコーナーを設けています。

※井土の状況、まちづくりレポートはこちらからもご覧いただけます。

 

川俣正(かわまた・ただし)

1953年北海道三笠市出身。1982年第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ、1987年ドクメンタ8など大規模な国際現代美術展への出品を重ねてきた、海外でもっともよく知られている日本人アーティストの一人。横浜トリエンナーレ総合ディレクター、東京藝術大学大学院教授、パリ国立高等芸術学院教授などを経て、現在もパリを拠点に活動している。 既存の美術表現の枠組みを超えて、建築や都市計画、歴史や地域コミュニティといった異なる分野と積極的に関わり、長期的なプロジェクトをダイナミックに展開するスタイルは、アートシーンに大きな影響を与え続けてきた。

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