TALK なぞると、ずれる。草の根で紡ぐ『慰問文集』の再々発行プロジェクト
2019年10月25日 (更新:2019年10月25日)
話し手
松本 篤(NPO法人remoメンバー/AHA!世話人)
聞き手
北野 央(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
2019年11月21日(木)19:00-21:00(開場18:30)
入場無料/ワンドリンクオーダー制
定員:先着30名
会場
曲線(仙台市青葉区八幡2-3-30)
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せんだいメディアテークの事業であるアートノードのトークシリーズ。今回は、今年9月にオープンした本屋〈曲線〉と協働でおこないます。
8ミリフィルム、記念写真といった「市井の人びとの記録」のアーカイブづくりに、市民活動として10年以上にわたって取り組まれてきた松本篤さん。
目下、戦時中の岐阜で綴られた『慰問文集』を再々発行するプロジェクト『なぞるとずれる』が進行中です。
慰問文とは、戦地の兵士を励ますために書かれた手紙のこと。80年前に岐阜の小さな村の子どもたちと先生が発行し、その40年後に地元の子育て中の母親が集う『伊深親子文庫』が再発行した『慰問文集』。
そこには、どんな言葉が記されていたのでしょうか。
再発行から40年後のいま、その文集を再びなぞり直す、手づくりのメディアづくりが始まりました。
まだ見ぬ本について、その制作プロセスから支えたいという本屋・曲線を会場に、仙台でコミュニティ・アーカイブの活動を支えてきた北野央さんが聞き手となって、松本さんのお話を伺います。
(文・清水)
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[お申し込み方法]
お名前・人数・電話番号をご記入のうえ、下記メールアドレスへお申し込みください。
info.kyokusen@gmail.com
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松本 篤(まつもと・あつし)
1981年生まれ、大阪府在住。remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]メンバー。
個人の記録に着目したアーカイブプロジェクト・AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を2005年に立ち上げる。
全国各地の市民団体、大学機関、美術館などとの協働による草の根のアーカイブづくりに尽力している。
『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)企画・編者。
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アクセス
曲線 仙台市青葉区八幡2-3-30
●仙台市営バス仙台駅前西口15番のりばから「貝ヶ森・国見ヶ丘」「南吉成・国見ヶ丘一町目」方面行きで約20分、
「八幡一丁目」下車後、徒歩3分
※駐車場はございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください
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[このトークについてのお問い合わせ・お申し込み]
曲線
仙台市青葉区八幡2-3-30
E-mail info.kyokusen@gmail.com
[アートノードについてのお問い合わせ]
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
TEL 022-713-4483
E-mail artnode@smt.city.sendai.jp
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企画運営 菅原匠子(曲線)・清水チナツ(PUMPQUAKE)
主催 せんだいメディアテーク(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
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「アートノード」とは
2016年度よりスタートした「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」の略称です。「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐ、せんだいメディアテークのプロジェクトです。
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