評論掲載|美術手帖ウェブ版
2024年10月02日
アーティスト笹原晃平が「交換」「経済」「こども」「地域活性化」をテーマに発案したアートプロジェクト《社会実践 ポストポン》。その関連展も含めた取り組みが美術手帖ウェブ版に掲載されました。これまで福祉の文脈で語られることが多かった本プロジェクトでしたが、実際に関連展示をご覧になりトークにも参加いただいた文化研究者の山本浩貴さんのご好意で、ご寄稿いただきました。
『「ソーシャリー・エンゲージド・アート」の余白』と題された評論の中では、山本さんのご寄稿のきっかけとして、仙台含めた地方都市での展覧会レビューの少なさへの問題意識を出発点としながら、芸術作品の社会的・政治的実践のもつ危うさや可能性に触れつつ、本企画が照射しようとしている領域についてご記載いただきました。
とくに関連展示「DISPLACEMENT」の展示構成含めた詳細な説明も含まれ、これまでの活動を後押ししてくださる内容となっています。ぜひ一度、ご覧ください。