10日は平日ということもあり、ゆっくり自分のやりたいように部員さんが活動しているようでした。11日の午前中も前日同様、個々で黙々と手を動かしていましたが、午後になると、土曜日ということもあり、親子の参加者がどんどん増えて、一気に賑やかになりました。子どもだけでなく大人も一緒になって手を動かしている姿が多く見られました。

大人だからこそ、手を動かすことを忘れてしまっているので、保護者の方には積極的に何かいじってみませんかとお誘いしています。そのため、みなが手を動かしている様子は嬉しく思います。紙を貼る、切る、書くこと、各々できることを楽しむ姿や子どもと大人の部員が作っているものを通じて交流している姿など、そんな光景が自然と見られる雑がみ部の雰囲気や空気感も魅力の一つです。

二日間の作品の特徴としては、常連さんは作業スペースの中央に飾られていた大きな木のオブジェに飾り付けをしている人が多く、鳥や巣箱などを作っていました。その中でも｢ツリーハウス｣を見た部員たちが、引き寄せられるようにツリーハウスや家を作っていたのが印象的でした。(とても味わい深く、自然の風合いを感じられる素敵なハウスです)

きっかけは常連の部員さんからの提案で、今月と来月の企画としてテーマに沿って木を飾り付けることになりました。テーマは「森の物語」です。

顔馴染みのある部員さん同士は合作をしたり、一人の部員さんが声をかけオブジェのツリーのオーナメントや装飾を何人かで作られている方がいたりと、自然に各々のペースで何かが始まっていく景色は雑がみ部ならではですね。