川俣正/仙台インプログレス「フローティングブリッジ(仮)」
2022年07月29日 (更新:2022年7月29日)
フランスを拠点に国際的に活躍するアーティスト川俣正が仙台市沿岸部で展開するプロジェクト「仙台インプログレス」。「人道橋が津波で流された」という仙台市宮城野区岡田新浜地区の住人の思いをアーティストが聞いたことから始まったこのプロジェクトは、未だ橋の機能をもった作品設置は叶わないものの、今年度に橋のスタディとして《フローティングブリッジ》を制作することになりました。
一時的ではありますが、海と陸側を隔てている新浜地区の貞山運河にかつてのように歩いて渡ることができる船を使った橋が出現する予定です。これまで制作した《みんなの船》、《みんなの木道》、そして《新浜タワー》も観たり、体験したりしていただきながら、新浜地区の魅力を探るとともに、これまでの沿岸部の歩みを考えてもらえればと思います。
〇作品公開日
・2022年8月7日(日)10:00-12:30
「貞山運河の渡し舟と新浜フットパス2022」(主催:新浜町内会)内
・要申込
「貞山運河の渡し舟と新浜フットパス2022」チラシ・参加申し込み詳細(1.8MB)

©KAWAMATA Tadashi

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