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【大縁会(ダイエンカイ)】OF HOTEL賞 受賞者決定

2025年12月08日 (更新:2025/12/8)

2025年9月28日(日)に、若手アーティストと美術関係者の集いの場「大縁会(だいえんかい)」を開催しました。

そこで、仙台や東北を中心に制作活動に取り組む若いアーティストのみなさんより、ポートフォリオを募集したところ、50部のポートフォリオが集まりました!

沢山のごお応募、ありがとうございました!

その中から、OF HOTELの関係者による審査のもと、OF HOTEL賞を決定いたしましたので、下記お知らせいたします。

 

【OF HOTEL賞 受賞者】

山田祥平

【プロフィール・経歴】

1987年 宮城県生まれ。仙台市在住。2012年 宮城大学大学院事業構想学研究科 修了。市内の設計事務所に勤務。
建築設計という長期的プロジェクトとは別に、日々感じる内面をアートを通して表現したいという衝動にかられ、手を動かす。
アンデパンダン展2025に出展した「地宙 earth-space」2作品が自身初の作品。

 

 

 

 

 

 

タイトル:地宙 earth-space

サイズ:900mm×900mm

制作年:2025

素材:突き板(ダオ)、石膏、アクリルガッシュ

 

 

 

 

 

 

 

タイトル:地宙 earth-space(林檎)

サイズ:900mm×900mm

制作年:2025

素材:突き板(ブビンガ)、石膏、アクリルガッシュ

 

【作品解説】

「地宙」

地中から発掘されたもの、または、物質が漂う宇宙を想起させる作品を制作。

地球の歴史を物語る「地中」

地球の歴史を物語りえない「宇宙」

その相互作用によって形つくられる世界。

それは、今も未来も変わらないだろう。

 

作品制作のきっかけになったのは、建築資材や家具として使われるOSB合板。粉砕された木片を重ねて接着剤と共に圧縮した合板である。
本来の姿を失い、粉々に砕かれ、化学物質で固められた樹木が汎用品として世界を飛び回り、身近な生活の中で目にする光景に違和感を覚えた。
技術の進歩により行き着いた樹木の姿の1つとして何か虚しさを感じる一方で、物質の形状や移動、その集積や堆積のあり方には面白さも感じる。

そんな塵のような木片から大きな世界に想像を巡らせた。

 

山田 祥平

 

※受賞者は副賞として、OF HOTEL内のカフェスペースにて作品を展示ます。
展示期間はartnodeウェブサイトにてお知らせします!

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