コンセプト
「カタカナ詩」で知られる童謡詩人スズキヘキと、こけしを全国にはじめて紹介した郷土研究家の天江富弥。「みやぎの子どもにみやぎのうたを」と考えた二人が大正時代に生み出した全国初の童謡専門誌「おてんとさん」とその活動は、短い期間ながら仙台の児童文化に大きな影響を与え、その遺伝子は今も受け継がれています。
KOSUGE1-16は当時の活動を現代の感覚でなぞり、ヘキのカタカナ詩をモチーフにした遊具としても楽しめるアート作品や、ハナカタマサキ氏とワークショップ参加者が協働制作した新作童謡やアニメーションなどを発表します。
また期間中は、「会屋(かいや)」と呼ばれるほど多くの「会」を作り出した天江にちなんで、アーティストらとともに多種多様なイベントを開催。天江のユーモア精神やヘキの童謡活動を現代的に解釈したプログラムを行います。
天江 富弥(あまえ とみや)写真左
明治32年(1899)〜昭和59年(1984)
本名 富蔵、宮城県(仙台市)生まれ。郷土研究家。ふるさとを愛し、ヘキをはじめ多くの人々と、みやぎの文化を育みました。"オンチャン"の名で親しまれ、童謡・こけし・絵・俳句…いろいろな分野でみんなの力になりました。
スズキ ヘキ 写真右
明治32年(1899)〜昭和48年(1973)
本名 鈴木栄吉、宮城県(仙台市)出身。詩人。
子どもたちのために、詩を書いたり、童謡をきかせたりしました。はなし言葉を大切にするために詩や童謡にカタカナを使いました。『スズキヘキ童謡集』を残しています。
仙台文学館の常設展示「おてんとさん」のコーナーでは、スズキヘキと天江富弥の活動を紹介しています。
仙台文学館
仙台市青葉区北根2-7-1 TEL 022-271-3020
外国絵本のおはなし会
12月17日(土)14:00~15:30
仙台に暮らす外国人の方々が、母語で読み聞かせを行います(日本語でも行います)。世界の様々な言語の響きや絵本の魅力をお楽しみください。
- 出演予定
- ベトナム、中国、韓国、インドネシアのみなさん
- 参加
- 無 料
- 企画
- 公益財団法人 仙台観光国際協会
ワークショップ
ホヤちょうちんのお出迎え
12月18日(日)14:30〜17:30
電車の到着に合わせて空気で膨らむオレンジ色のちょうちんを作ります。
- 講師
- 磯崎道佳
- 対象
- 8才以上(大人や保護者が一緒なら年齢不問)
- 定員
- 最大20人
- 参加
- 無料 要事前申込(申し込み方法は下部に記載)
カタカナシ記念トーク
12月23日(金・祝)17:00〜18:30
KOSUGE1-16 土谷享氏が今回の作品とその制作プロセスなどについて、スタッフやアーティストを交えて語ります。
- 参加
- 無 料
ハナカタマサキライブ
12月25日(日)
①12:00~13:30 ②17:00~18:30
音楽家ハナカタマサキ氏が、自身のバンドを率いて、スズキヘキの曲をアレンジした童謡コンサートを開催します。
大村太一郎(コントラバス、ウクレレ)、北添紫光(トイドラム)、大村菜穂子(メロディオン、グロッケン.etc)とのカルテット編成でお届けします。
- 参加
- 無 料
ワークショップ
オテントサンサンお花パッチワーク
期間中ほぼ毎日、随時開催します
「ホヤソファー」にお花のパッチワークをするワークショプ。 スズキヘキの童謡「オテントサン アリガトウ」のイメージでお花のパッチワークをしましょう!
- 企画
- 磯崎道佳
- 講師
- 土谷享(KOSUGE1-16)
- 参加
- 無 料
~こけしが語る宮城の民話~
こけしぼっこのこけし劇
12月18日(日)
①11:30~12:00 ②13:30~14:00
今回はこけしを初めて世の中に紹介した天江富弥と、スズキヘキのこけしも登場します。
- 出演
- こけしぼっこ
- 参加
- 無 料
ワークショップ
おがる彫
12月23日(日)
①10:00~12:00 ②13:00~15:00
天江富弥が居酒屋炉ばたで行っていた「おがる祭」や「おがる講」。「おがる」は育つ、大きくなるという意味です。どんな祭りだったのでしょう?「おがる」をテーマに美術家タノタイガ氏がワークショップを行います。
- 企画・講師
- タノタイガ
- 対象
- 子育てに興味のある方、子育て中の方。(刃物を使って簡単な木彫を行います。)
- 参加料
- 無料ですが、飲み物(ウインナーコーヒー)を実費でご購入いただきます。各回10名・要事前申込(申込方法は下部に記載)
プレジャーマーケット@カタカナシ記念公園
12月25日(日)11:00~16:00
- 内容
- 苔玉づくりワークショップ、古雑貨販売、パンと焼き菓子の販売 ほか!
一部有料
- 企画
- 特定非営利活動法人都市デザインワークス
ホヤソファーとカウチタンコロリン
展覧会期中、会場に設置します
ホヤの形をしたソファーと、柿をイメージしたテーブルでくつろげる空間。コロコロ昼寝するも良し、コーヒーを飲むのも良しの空間です。
- 制作
- 磯崎道佳
- 参加
- 無 料
「ホヤちょうちんのお出迎え」「おがる彫」参加申込方法
FAXまたはメールで、
①参加希望の催し名
②参加希望時間(おがる彫のみ)
③氏名
④住所
⑤電話番号
⑥年齢を記入し、12月9日(金)必着までにお申込み下さい。
応募多数の場合抽選となります
(参加の可否は12月12日頃までにご連絡します)。
お子さま連れでも参加できます。
●いただいた個人情報は本事業のお知らせ以外の目的で使用しません
応募宛先:せんだいメディアテーク地域展開班まで
FAX:022-713-4482 /メール:artnode@smt.city.sendai.jp
※開催期間中は「仙台国際センター」は工事のため、授乳室など使用できません。あらかじめ、ご了承ください